2022年9月3日
発電プラントの現場で技術アドバイザーとして業務を遂行している間、種々のトラブルが発生し、その対策を実施してきた経験から、実際にプラントを運用する際に心がけるべきことを以下に記します。
プラントは数多くの機械から構成されていて、その機械は多くの部品から出来上がっています。運用していくうちに部品の不具合などでトラブルが発生するのはほぼ宿命と言えます。
この問題発生は不可避ですが、問題を如何に処置して次に繋げていくかというところがその後の運用を健全にすることに繋がります。
上述の如く発生した問題(P)を種々データ(圧力や温度の変化、補機の ON-OFF の経緯など)を解析(A)してどのような事象が発生して問題になったのかを把握することが重要です。
把握した事象内容から問題発生の原因(C)を究明し、そこから対策(C)を考えて処置する必要があります。
これらの内容を記録して文書にまとめておき、その後の運用時に同様な 事象が発生した際に即座に問題解決をすることが健全な運用に繋がると考えています。
実際の例として、文書 「重大不適合に対する対応」を添付しますので 参考として下さい。
資料はこちらよりご覧ください (新しくタブが表示されます)